過去、そして現在~オウガ編~

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兄さんは中庭、僕は廊下に居たんだ。 僕の所には兵士が数人しか来なかったからなんとか怪我も無く撃退できたんだけど…… 兄さんの方には、暗殺ギルドの精鋭が何人も行った。 僕が兵士達を気絶させて、兄さんを探して中庭に行った時…一人の暗殺ギルドの弓兵が僕に気づいて僕を狙って射ってきたんだ。僕は矢に気づけなくて、それに気づいた兄さんは飛んできた矢を掴んで投げ返した。でも、そのせいで一瞬の隙ができちゃって……盗賊のような人が切り付けて来た…兄さんは避けようとしたけれど… 僕は…一瞬の事でよく分からなくて動けなかった……兄さんは自分が避けたら僕が切られるって分かったから、避けなかったんだ……。
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