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「……で、ここからが重要な話なんだが、父さんが爆破装置を潰したことによって今政府はクローンを抑制する力がなくなった。 元々、爆破装置は誰かが複製しないように長谷部が持っている一つしか作っていなかったため仕方のないことだ。 でも政府は諦めていない。今政府は爆破装置の複製を試みている。 それが完成したら、俺達は再び戦わなければなくなる。 俺はそれをしたくない。 だから俺達は同士をネットで集めて、政府に乗り込もうとしている。 もしよろしければ協力してくれ。 父さんもその時、事にじょうじて助けるつもりなんだ」 空のクローンの話は長かったが、言いたいことは分かった。 自分達が取れる選択肢はクローンと戦うか政府と戦うか…… もう自分のクローンは倒したため、これに参加する必要はないが、このまま放っておけば空と空のクローンがまた戦うはめになるかもしれない。 空が死ぬのは限りなく嫌だ。 それにクローンが死ぬのも…… 「分かった。協力する。今のところのお互いの戦力はどれくらいなんだ?」
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