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「さー、巧この偽物を殺せ。どこかのバカとかと違って、俺らはお前が本当だとちゃんと分かったから」
浩二がボロボロの巧を押さえながらそう叫ぶと「分かった」といいながら、もとからいた巧はゆっくりとそちらに向かって歩き始めた。
空は「やめろっ!」と叫び止めにかかるが他の男子に押さえ付けられ、何もできない。
また同じく反論していた茜は「知ーらない」と言わんばかりにそっぽを向いている。
そんななか、元からいた巧はボロボロの巧の前まで行くと恐る恐る自分とまた違う巧の首に手をかけた。
そして、そこから少しずつ力を加えていく。
それによって「俺は本物だー」と必死に訴えかけていたボロボロの巧は何も言うことができずになり、必死にもがく。
絞殺にかかる時間は約3分
ボロボロの巧はついに息を引き取った。
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