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ユイ「遅くなってごめんね;」
駅前のカフェで本を読んでいると、待ち合わせ相手である唯がやって来た
唯は顔の前で両手を合わせてから椅子に座った
トモカ「どうせ隆弘先輩とラブラブしてたんでしょ」
ユイ「違うよ///普通に寝坊しちゃったの!!」
顔を真っ赤にして否定された
付き合ってから何年も経っているのに、未だにこの反応だ
ユイ「私の事はどうだって良いよ!聞きたいのは友香の話なんだから」
そう言って唯はテーブルに置かれていた水を一口飲んだ
トモカ「私の話って言われても」
先日たまたま唯と電話していたら久しぶりに会って話をしようという事になり、今に至る
かなりの長電話だったから、話す事なんてあまりない
私は話をしたいというよりは唯に会いたいという気持ちの方が大きかったんだけど、唯は違うみたいだ
ユイ「どうして別れちゃったの!?あんなに良い感じだったのに」
トモカ「どうしてって;」
私には同じ大学生の頃から付き合っていた彼氏がいた
ついこの間までは…
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