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彩夏は屋上で友達とお昼を食べていた。突然扉を開けた私に、みんなの視線が集中する。
「彩夏、ちょっといい?」
「あぁ、江里じゃん」
「あのさ、なんで別れちゃったの?」
「…あ、それ?もういいじゃん。過去の話なんだから」
「でも…」
「なんか飽きちゃった。あの人優しすぎない?」
「そう」
輝喜は彩夏がきっと大好きだったんだな。だからそんなに優しいんだよ。彩夏だから優しくするんだよ。わかってあげてよ。
かわいそうに…輝喜。私はテルの味方でいるよ。
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