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小田原の陣の時のこと。
秀吉が諸将を集めて宴を開いた。
皆の酔いも回りはじめ、そろそろ宴もたけなわ、という時。
忠勝「……どれ、ここで私が、自慢の剣舞をお見せ致そう」
と言って、剣を持って舞い出したのは本多忠勝。
その上司の徳川家康は、表情を少しも変えない。
この様子を見て、立花宗茂は背中に冷たい物を感じた。
宗茂「……では某も……」
と言って剣を抜き、秀吉と忠勝の間で舞い始めた。
……あれ?どっかで見たような話じゃない?
そこで上杉景勝が一喝。
景勝「……ここは鴻門の会でないわ!!」
……あ、それだそれ。
この前漢文の授業でやったわ。
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