1281人が本棚に入れています
本棚に追加
ある時の江戸城内。
老中である酒井忠勝が、廊下を歩いていると……。
前から眼帯をした、あんちくしょうが歩いて来た。
忠勝が自然に体をかわそうとすると……。
(●∀゚)「……ヘイ、ユー!!ちょっと俺とSUMOUで勝負しないかYO!?」
忠勝「………は?」
……まぁ、当然の反応である。
廊下を歩いていていきなり『スモウしようぜ!!』なんて言われたら困る。
忠勝「……いやいや、政宗殿、おたわむれを……」
(●Д゚)「そんなにCOOLになるなYO!!HOTに行こうぜ!!」
そう言うと政宗は、有無を言わさず忠勝に組み付いたのである。
忠勝(え、何このジジイ!?)
戸惑う忠勝。
しかし、周囲にはギャラリーが集まり、やんややんやの大歓声。
観衆A「良いぞー!!行けェ、忠勝殿ォ!!」
観衆B「そうだァ、さっさくたばれェ、政宗様ァ!!」
(●Д@)「……今のミーの家臣かYO!?ミーの悪口とか、切腹だYO!!!!」
歓声と怒号の飛び交う中、忠勝はだんだん腹が立って来た。
忠勝(なんでこのジジイの為に、こんな恥さらしを……)
「……くたばれェェェ!!クソジジイィィィィィ!!!!💢」
……忠勝は、シャウトと共に政宗をぶん投げた。
政宗の負けである。
(;●∀・)「……いやぁ、良い勝負だったYO!!流石は忠勝殿だYO!!」
そう言い残して、政宗は去って行った。
忠勝(……何だったの?今の……)
最初のコメントを投稿しよう!