これでも俺って伊達者の語源なんですよねぇ…。はい…。PART2

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ある時の江戸城内。 老中である酒井忠勝が、廊下を歩いていると……。 前から眼帯をした、あんちくしょうが歩いて来た。 忠勝が自然に体をかわそうとすると……。 (●∀゚)「……ヘイ、ユー!!ちょっと俺とSUMOUで勝負しないかYO!?」 忠勝「………は?」 ……まぁ、当然の反応である。 廊下を歩いていていきなり『スモウしようぜ!!』なんて言われたら困る。 忠勝「……いやいや、政宗殿、おたわむれを……」 (●Д゚)「そんなにCOOLになるなYO!!HOTに行こうぜ!!」 そう言うと政宗は、有無を言わさず忠勝に組み付いたのである。 忠勝(え、何このジジイ!?) 戸惑う忠勝。 しかし、周囲にはギャラリーが集まり、やんややんやの大歓声。 観衆A「良いぞー!!行けェ、忠勝殿ォ!!」 観衆B「そうだァ、さっさくたばれェ、政宗様ァ!!」 (●Д@)「……今のミーの家臣かYO!?ミーの悪口とか、切腹だYO!!!!」 歓声と怒号の飛び交う中、忠勝はだんだん腹が立って来た。 忠勝(なんでこのジジイの為に、こんな恥さらしを……) 「……くたばれェェェ!!クソジジイィィィィィ!!!!💢」 ……忠勝は、シャウトと共に政宗をぶん投げた。 政宗の負けである。 (;●∀・)「……いやぁ、良い勝負だったYO!!流石は忠勝殿だYO!!」 そう言い残して、政宗は去って行った。 忠勝(……何だったの?今の……)
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