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ある時、伊達政宗は仙台の北方に位置する『七つ森』へ狩りへ出掛けた。
『七つ森』という地名は、七つ山が連なっている事から名付けられたらしい。
さて、狩りをしたい政宗だったが、一向に獲物が現れない。
その内に痺れを切らしてきた。
(#●д゚)「……ジーザス」
小十郎「ま、まぁまぁ殿。今度はあっちの方に行ってみましょ?ね?」
小十郎はキレ気味な政宗を連れ、七つ森の最高峰、笹倉山へとやって来た。
政宗も気を取り直し、狩りを再開したのだが……。
(#●Д゚)「……ファッキン」
小十郎「……と、殿……(汗)」
やっぱり獲物は現れない。
獲物を捜しながら山を登るうち、ついに山頂まで登ってしまった。
(#●Д゚)「何で獲物がいないんだYO!?訳分かんねぇYO!!」
小十郎「まま、落ち着いて!!落ち着いて!!」
諦め切れずに政宗が辺りを見回すと、黒っぽい何かを見付けた。
(●д゚)「……何だコレはYO?」
よく見るとそれは優しく微笑む、小さな仏像であった。
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