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織田信長が、京都に進出して間もない頃。
信長は、貴族の皆さんが蹴鞠をしているのを目撃した。
信長「……俺もやってみたい」
一念発起した信長は、早速蹴鞠の用意をさせたのだが……。
家臣「……殿……」
信長「……ん?どしたの?」
家臣「あの~、そんないきなり蹴鞠なんて出来るんですか?」
そう、当時の蹴鞠とは上流階級の方々が、キチンとした流派に沿って習う物。
元ヤンの信長には、蹴鞠の心得なんて全く無かったのだ。
しかし信長、そんな小さな事は気にしない。
信長「え?大丈夫大丈夫www
だってこんなの、球蹴るだけじゃんかww
……じゃあ行くぞ~、ソ~レっ」
……グキッ。
速攻で足を捻挫した信長は、二度と蹴鞠をする事は無かったんだとさ。
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