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ある時、将軍徳川家光が、老中達を引き連れて伊達家の屋敷を訪れた。
将軍達の接待をするのはもちろん伊達政宗である。
だが政宗、年甲斐にも合わず飲んではしゃいだため、ベロンベロンになってしまった。
(*●∀`)「ウィ~、ヒック。済まないけど、横にならせて貰うYO……ヒック」
なんと政宗、将軍を前に雑魚寝を始めてしまった。
しかも寝た場所というのが……。
忠世「……あの、伊達殿……」
(*●∀`)「ウィ~、何だYO?」
忠世「アナタはどこで寝てるんですか!!」
(*●∀`)「え?ミーの屋敷www」
忠世「そうじゃなくて!!何で私の膝枕で寝てるんですか!!」
(*●д`)「良いじゃん別にYO……ウエッ、何かキモチワル……ケポッ」
忠世「……あッ、ちょ、やっ、らめぇぇぇぇぇ!!!!」
時の大老、酒井忠世を相手にやりたい放題である。
この様子に伊達の家臣達は顔面蒼白、他の老中達は頭を抱え、将軍家光は 大 爆 笑。
空気を読んだ周りの者が、『酔っているから奥で休んでは?』と政宗に薦めるも、
素直に言う事を聞くような政宗ではない。
ここで、フォローの塊とも言える男が動いた。
老中の土井利勝である。
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