1.脳内メーカー

6/14
前へ
/16ページ
次へ
「なっ、なんだよ…。 だっ、誰か助けてくれ~っ!」 雄輔は必死に叫んだ。 しかし、誰も答えてくれる人はいない。 すると、目の前に小さな建物が見えた。 「いっ、行き止まり!? 」 その建物は、今雄輔が必死になって走っている一本道の行く手を遮っていた。 壁は、倒れながら止まることなく雄輔に向かって倒れてくる。 「どっ、どうすれば…。 しっ、死ぬ~!」 雄輔は、死を覚悟した。 すると、建物の中から声が聞こえた。 「死にたくないのなら、私の店へ入るがよい。」 「へっ?」 雄輔は、いきなりだったため、よく聞き取ることが出来なかった。 「もう一度言う。 死にたくないのなら、黙って私の店へ入れぇ~!!!」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加