惚れ薬

6/34
前へ
/199ページ
次へ
歌丸「…な、なんだい急に」 吉村「いや、あなたを知ったときからずっとこんな気持ちだったんです!」 歌丸「嘘つきなさんな」 吉村「ホントです~‼」 ガバッ 歌丸「わっ!」 吉村が歌丸に抱き着いた。 ガチャッ 春日「待たせてすまない…ってあれ?」 杉山「やっと来たか」 春日「よ、吉村氏、大胆な…」 吉村「あ、春日、ハロ~」 歌丸「ちょ、春日君!なんとかしてよ‼」 歌丸は離そうとするが、吉村は離れない。 春日「何があったんだ?」 杉山「これだ」 さっきのペットボトルだ。 春日「ま、まさか、吉村氏、飲んじゃった?」 杉山「これは何だ?」 春日「ほ、惚れ薬でございますよ」 杉山「おいおい…」 春日「それを飲んで一番最初に見た人を好きになってしまうんだ。たとえ同性でも」 杉山「吉村が最初に見たのは歌丸師匠だったのか」
/199ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加