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暗闇に浮かぶ、不気味な一線
この線の向こうには
きっと何かが待っている。
アイツ等が言うように
僕がこの世界に、存在しちゃいけないなら
違う世界へ行けばいいんだ。
みんな、さようなら…
少年はコンクリートと空気の境界を越え、
闇に身を委ねた。
彼は、下へ下へと落ちていく…。
あの苦しみの日々と
醜いアイツ等のことが頭に浮かんだ。
僕はアイツ等にボロボロにされた。
集団で、よってたかってきて…
けど、僕は1人だった。
孤独だった。
辛かった…
苦しかった…
けど、それから解放されるんだ…。
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