和解の条件。

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「秀吉様‼ご命令を。」 孝高が秀吉の命令を待っている。 「官兵衛。ここは僕の命令に従ってくれ。」 「半兵衛。の策ならば信用が出来る。」 孝高は安心した。 「ではまず、官兵衛の息子の長政を捨てゴマにしても良いか?」 「なに考えてやがる‼」 孝高は重治の胸ぐらを掴んで、突き飛ばした。 「そのような事が出来るか‼」 「なら良い。因みに敵は今どこにいる?」 「敵城の周りにいる。」 「秀吉。家臣団の中で一番要らないやつは誰だ?」 重治は秀吉の近くに行き秀吉に聞いた。 「アヤツじゃ。」 秀吉の指を指した人は 「舞兵庫ですか?」 「うむ。そうじゃ。」 重治は少しも考えずに 「舞兵庫を殺しても良いですか?」 秀吉は少しだけ考えてこう小さな声で答えた。
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