本能寺の変

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「このご無礼お許し下さい。」 この兵4・5人は信長に謝った。 「どうしたのじゃ?」 蘭丸は問う。 「私共はやはり謀反などは好みません。お仲間にお入れ下さい。」 「今は急速に味方が欲しいところじゃった。その心意気見事。よかろう俺についてこい。」 『はっ‼ありがとうございます。』 信長は少しも考えずに登用した。 「本能寺の一番内側に行けば、脱出路があります。そこに行けば。なんとか。」 蘭丸が言う 「そのような物があったとは知らなかった。」 信長は蘭丸の観察力に感心していた。
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