本能寺の変

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脱出路に着くと馬が2頭いた。 「蘭丸。なぜ馬がおる?」 「私も知りませぬ。」 「それはな、俺がいるからだ。」 脱出路から声が聞こえた。 「この声は光秀か‼」 「ご名答。流石は蘭丸だな。」 光秀は余裕顔で出てきた。 「バカだな。光秀。今お前は一人で信長様は家来を7人いるんだぞ。勝ち目がなかろう。」 蘭丸が挑発する。 「誰が、一人と言った。」 「蘭丸危ない‼」 『バン‼』 蘭丸は信長に突き飛ばされ一命をとりとめた。 「ありがとうございます。」 「感謝などは良い。それより今鉄砲を撃ったやつを討て。」 「了解しました。」 蘭丸は脱出路を調べ始めた。 「さてと、光秀。やるぞ。」 「魔王を殺し英雄になる。まであと一歩。」 「うつけめ。」 信長と光秀は同時に斬りかかった。それに気付いた元・光秀軍の兵は加勢しようとしたが。 「手を出すな。これは俺の戦だ俺がかたをつける。」 信長は怒った。 「流石は魔王と名乗るだけ有りますね。だが、私の力はこれだけじゃありません。」 「じゃあ本気を出せ‼」 「良いでしょう。」 『ビュッ‼ガン‼』 「ほらほら、こっちこっち。」 光秀は無差別に攻撃してきた。
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