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信長もギリギリで避けまくる。
「光秀のクセにやるじゃねぇか。」
その頃蘭丸は
「光秀はこの様な子供にまで、鉄砲を持たせるのか。些か怖いやつじゃ。」
蘭丸は鉄砲を持っていた。子供を縛り上げていた。
「み・光秀様のわ・悪口を言うな‼」
子供でも忠義心が人一倍あった。
『グググ~~』
腹の虫がなった。
「お主。腹が減っておるか?」
「別に減ってない。」
子供は痩せ我慢をした。
「そう言うな。空腹では、不味いぞ。ほれ。これを食べろ。」
蘭丸は子供の目の前に金平糖を出した。
「私の好物だが、お主にやろう。」
「おっちゃん良いのか?」
「おっちゃんは止めてくれ。まだおっちゃんと呼ばれる歳ではない。」
「とにかくありがと。」
蘭丸は金平糖を子供の口に運んだ。
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