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「ハァハァハァ」
「ハァハァハァ」
信長は光秀と死闘を繰り広げていた。
「これで最後だ‼死ね光秀‼」
信長は最後の力を振り絞り光秀の首めがけて刀を振り落とした。
『ガッ‼』
と思われたが信長は光秀を斬らなかった。
「やはり、お前を殺すには惜しい。もう一度だけ機会をやる。俺の仲間になれ。」
「信長様。お許しくださるのですか?」
「ただし、この謀反を何故やったかを教えてもらう。」
「わかりました。とりあえず。本能寺を出ましょう。」
「いや。今すぐに聞かせろ。」
光秀は少しばかり悩んだが信長に話した。
「私はある人物から信長様の抹殺を頼まれました。」
「ある人物?それは誰ぞ?」
「今や、その名を知らぬものは居ないほどなの知れた人物で、織田家臣であります。知略に長け行動力は信長様以上と呼ばれています。」
「まさかその人物は」
少しの時が入り
「そう。織田家臣の羽柴秀吉にございます。」
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