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秀吉said
今頃。光秀はあの魔王を殺しに本能寺に行ってる頃だろ。光秀が信長を殺した事を耳にしたら、すぐさま、本能寺に帰り。光秀を討つこうすれば、ワシの名前は信長の後継者と変わり、歴史には謀反者を倒したと大きく取り上げられるな。
「秀吉様。先程から何笑っておられるのですか?」
「こりゃ。孝高頭が高いぞ。ただでさえおみゃは背丈が高いのに。もっと低くせい。」
「はっ‼」
孝高は即座に頭を下げた。
「さてと、今毛利はどうなっておる?」
「みず攻めをしておりますから。攻撃はしないでしょう。」
「そーかそーか。」
この戦法もワシが考え出した。米が早くなくなるように町人も城に追いやった。
「毛利から使いがくれば、兵糧を十日分渡せ。早くけりをつけたらつまらないからな。」
「かしこまりました。」
孝高は思った。
『これは武士として良いものなのか?』
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