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私と彼の目線が同じ位置になる。
彼は私の全身を見詰めたあと笑顔を見せて言った。
「ありがとう優花、
要望に応えてくれて」
「いえ」
それが契約だから。
「その分報酬は弾ませて貰うよ」
私はニコっと微笑んだ。
あくまでも「本当の恋人らしく」
これがこの男の契約内容。
ホテル代別で 1万5千円
別料金、服、設定などの要望代 2万円
合計3万5千円
援交…。
家族の為に16歳の私が出来る事。
女の体は13を過ぎれば金になる。
だけど…
"これ"は援と言えるのだろうか。
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