2人が本棚に入れています
本棚に追加
私はクローゼットへ向かい、先程掛けた男のジャケットの内ポケットへと手を伸ばす。
ザァアア…―‐
シャワの音を確認し、足早に玄関へと向かう。
そして
ドアの取っ手に手を掛け
ガチャ
セキュリティロックがされてた筈の扉が開く。
直ぐさま、ロック部分に張り付けたガムを取る。
ロックされないように噛んでいたガムを入るときにこっそり仕込んでおいたの。
万全のセキュリティだと思っても…
物事には抜かりがあるもの。
私はそそくさとその場から姿を消した。
‐
最初のコメントを投稿しよう!