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が支配するこの空間の中心にいる女性。
その部屋の扉を1人の青年が開いた。
「理彩…?」
彼女は、ベッドの上で安らかに眠っていた。
「たった今、お亡くなりになりました」
立ち尽くす青年に医師が静かに言った。
「嘘…だ…ろ」
青年は、ガクガクと震えながらその場に崩れ落ちる。
「そんな訳無い
だって過去を忘れて
生まれ変わるって…
今日が新たな人生の出発の日にするって…
言ってたぢゃん、か…
何で、何でだよ…
理彩ぁあああああああ!!!!!!」
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