三章

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そうだよな。そんな簡単には、変えられねーよな。 治すって言ったのに、分かってやれなかった。ごめん」 そう言うと、優しく私の肩を抱く。 「大変だっただろ。ポーカーフェイス使わないと学校生活送れないなんて」 「…今度、話しますね。心の整理がついたら、ですけど」 「あぁ。それで良いよ」 優しい言葉に、 私を受け入れてくれようとするその姿に、 また先パイを好きになっていく。
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