~愛され啓兎くん~

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~Side犬矢~ 啓兎が走っていってしまった…。 郁「もぉ~啓兎先いっちゃったぁ。一緒に行きたかったのにぃ~っ。」むぅ 犬矢「…コクン。」 郁の言う通りだ。 郁は気付いたらふらっとどっかに行ってるけど啓兎のことになると気付いたら隣にいるんだよな…。 ある意味ホラーだ。 郁はいつもは何事にも無関心で我関せず。って感じ。 でも啓兎のことになると人が変わる。 それだけ郁にとって啓兎が大切ってことだ。 …俺も啓兎は大切。 俺は喋り方変だから昔からいじめられてた。 そんな時周りを叱ってくれてそばにいてくれたのが啓兎だった。 だから今度は俺がそばにいるんだ。 そのために今は柔道部にはいって鍛えてる。 啓兎は綺麗だからよく狙われるんだ。 だから俺が守ってあげなきゃ。 早く追いかけて抱きしめて頭撫でてもらおう。 ~Side犬矢~…END
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