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ガチャッ
きゃぁぁぁぁぁぁぁっ
「刃様と啓兎様と夢兎様だわっ!」
3人はゆっくり壇上にあがってゆく。
そこに和政がニコニコと笑い、威圧オーラを放ちながら待っていた。
刃・啓兎・夢兎(げっ…。怒ってる。)
和政「みなさん。ずいぶん遅かったですね?」ニコニコ
刃・夢兎「悪かった。」
啓兎「ぅ…。和、遅れてごめん。」…シュン
和政「はぁ。次からは気を付けて下さいね?」なでなで
和政は啓兎の頭を撫でながら3人に注意した。
…まだ威圧オーラは出したままだが。
和政「他の人達はどうしました?」
夢兎「それならもう少しでくると思う。あ、ほら。」
きゃぁぁぁぁぁぁっ!
他の生徒会と風紀委員がこっちに向かって歩いてくる。
啓兎「本当だ。そういえば置いてきちゃった。」
和政「どうしてみんなそろって遅刻なんですか。生徒の上に立つ物としてあるまじきことです。」
はぁ。と和政はため息をつき、片手を顔にあてながら呆れ返っている。
若干、威圧オーラも濃くなる。
それに苦笑しながらも申し訳なさそうにする啓兎。
和政がそれに気付き、ふっと笑って顔にあてていた手を啓兎の頭にのせポンポンと叩く。
啓兎はぱっと笑顔になり、和政の周りの空気も軽くなった。
刃・夢兎(啓兎ナイス。)
そして、生徒会と風紀委員がそろった所で朝会がはじまる。
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