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和政「大変、お待たせいたしました。これから朝会を始めます。」
"大変"の部分を少し強めに言うと他の生徒会と風紀委員達は肩をびくつかせる。
皆(やべ。まだ般若がご健全です。汗)
生徒達は自分の好きな人達を見て顔を赤くしながら話しを聞いている。
和政は騒がしい生徒達を見事スルーしながら進めて行く。
啓兎(和、まだ怒ってるなぁ…。まぁ俺達が遅かったからいけないんだけどね。今度から遅刻しないよう気を付けなきゃ!)
啓兎はボーッとしながらそんなことを考えていたら、
和政「これで今朝の朝会は終わります。生徒の皆さんは教室に戻ってください。」
…いつのまにか終わってしまった。
啓兎(…終わっちゃった。考え事をすると周りが見えなくなるのも気を付けなくちゃな。)
刃「んじゃ、戻るか。」
教室に戻りながら啓兎はまた考えごとをする。
啓兎(1時間目はなんだったかな?朝早かったから眠いや。)
目をこすりながら朝のことを考える。
象「眠そうだな…。」
気付いたら隣には象がいた。
啓兎「うん。朝早かったからね。」
ふあぁぁぁ…。
象「…昨日の夜、寝るの遅かったのか?」
篤「こいつは夜10時になるとどこでも寝てしまう。」
啓兎が横を見ると、象とは逆側に篤がいた。
啓兎「その言い方じゃ俺が子供みたいじゃんかぁ!そんなどこでも寝たりしないよ!」
篤「じゃあこないだ脱衣所でねてたのは啓兎じゃないのか?ん?」
啓兎「…///あれは逆上せたから座ってて気付いたら寝てただけだ!」
篤「その後誰が運んだと思ってるんだ。あの時はなかなかでてこないから心配したんだぞ。」
夢兎「ん?脱衣所ってことは…裸っ?!///」
啓兎「なに顔赤くしてるんだ?服着てたに決まってるだろ。」
夢兎「そうだよね!そうだよね!あははっ!」ほっ。
夢兎は安心した様子。
和政「じゃ教室着いたので私達はこれで。また放課後に生徒会室で。」ニコリ
しゃべってる間にいつのまにか2年の教室に着いていたようだ。
啓兎「じゃまた放課後ねっ!」ニコッ
1年の教室は同じ階なのですぐにSクラスに着いた。
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