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啓兎「2人とも待たせてごめんねっ!行こっか!」ニコッ
犬矢「コクッ」
郁「遅いよぉ~!僕お腹空いちゃった!!」
啓兎「ごめんごめん!」
行こう!と啓兎が声をかけ、5人で食堂を目指す。
その途中でも様々な人から声をかけられたり、好奇の目を向けられ多少疲れ気味で食堂に着いた。
きゃぁぁっ!
「今日も生徒会の皆様と風紀委員の
皆様は素敵だわっ!!!」
啓兎(今日もすごいな~。鼓膜が破れそう…)
啓兎は心の中ではそんなことを思いつつ、無表情で他の生徒会達がいる所に向かっていく。
和政「あ、啓兎。ニコッ
お疲れ様です。」
和政は自分の隣の席を引き、啓兎にどうぞ。と言いながら座らせた。
啓兎はそこに座り昼食を選び出す。
犬矢はその隣に座り、郁は啓兎の向かいに座った。
刃と和政は向かい合わせで座っていたので刃の隣に篤が座る。
そうしてみんな席に着き、各自で昼食を選んで決めていった。
しばらくみんなで喋っていると料理が運ばれてきて食べ始める。
他の人達が食べ終わり一息着いている所でようやく啓兎が食べ終わった。
啓兎「ゴクンッ…ご馳走様でしたっ!また最後になっちゃった。おまたせ!」
犬矢は啓兎の顔を覗き込み、
犬矢「おいし…かっ…た?」と聞いた。
啓兎「もちろんっ!ここの食堂は何食べてもおいしいっ!」ニコッ
その時にウエイトレスがたまたま近くを通った時に聞こえ、鼻血がでたという。
啓兎「さてと、満腹になったところでお散歩してくる!」
昼食を取ったあとは必ずお散歩に行くのが啓兎の日課だったりする。
刃「気を付けろよ。」
郁「僕も行きたいなぁ~。」
啓兎「だめ~っ!これだけは1人でしなきゃ途中で絶対さぼっちゃうもん!」
友達と行くと遊んだり、座って喋ってしまったりして、チャイムが鳴るとやっとお散歩のことを気付くのだ。
啓兎「…ということで行ってきま~す!」ニコッ
みんなに手を振りながら中庭を目指す。
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