~はじまりはじまり~

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啓兎「ふぁ~…。 ねむい……。着替えなくちゃ。」 バサッ 啓兎は生徒会なので紺色のブレザーの制服に腕の部分に白のラインがはいっている。 啓兎「…よしっ!着替え終わったから 早く篤のとこ行かなきゃ!」 パタパタ…ガチャ 啓兎「篤おまたせっ! お腹すいたーっ! 早く行こっ!!」 篤「今日は野菜ばっかりじゃなくて ちゃんと肉も食べろよ?」 啓兎「野菜のほうがおいしいんだもん~!」ぷくっ 篤「くすっ…だめだ。」 エレベーターの前で言い合ってると後ろから声がかかった。 「おはようございます。啓兎。」ニコッ 「はよ。ふぁあ…。だりぃな。」 声をかけてきたのは 1人目は真面目そうな銀髪の男、 2人目はチャラそうな赤髪の男。 どちらもとてもイケメンだ。 啓兎「おはよ~和っ、刃っ!」ニコッ 赤髪のチャラそうな方が生徒会長の虎牙 刃(こが やいば) 銀髪の真面目そうな方が副会長の田蛇 和政(ただ かずまさ) 篤「副会長。なんで啓兎だけにあいさつするんだ。」 和政「あいさつしてもあなたは無視するでしょう? そんなことはいいんです。早く朝食食べに行きましょう。 啓兎、よく眠れましたか?」なでなで… 啓兎「うん!篤に起こしてもらった!!」ニコニコ 和政「そうですか…。篤に…ね。」ニコッ 篤(副会長の後ろが真っ黒…。)ゾクッ チンッ 刃「きたぞ。」ぐいっ 啓兎「おわっ!刃、急にひっぱるなよっ!」 篤・和政「まてっ!」 刃「朝からごちゃごちゃうるせぇよ。おせぇのがいけねぇんだろ。」 啓兎「まぁまぁ…早くエレベーター乗ろう?」 ウィーーーン… 啓兎(きッ気まずい…。早く着かないかな…。)
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