メモリー2

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よく二人で座っていたベンチにサオリが待っていた 自慢のロングヘアーは今でも健在だった 『よ、久しぶり』 『てか、いきなりなんだけどよく考えたらなんであんたキタホロにいんの?ストーカー?ww』 『挨拶ぐらいしろw何だったらキャーとか言って抱き着いてもいいんだぜwまあ、こっちにいたのはたまたまだよ!!俺のほうがビックリしたからw』 『なんかスゴイタイミングじゃんw』 『高校とかどうだったん…?』 『ボチボチw』 『最近どうしてた…?』 たわいもない会話だった… でも、俺が求めていた空気 、時間、相手はそこにあった 相手に気を使わないで自然と進む会話 失って初めて気付いたサオリという存在 嬉しかった?楽しかった? こういう感情を好きというのだと核心した (´Д`)<らしくないな… 『また、連絡するよ』 『うん。わたしも久しぶりに会えて楽しかったよw』 『そしたら、シンゴも待たせてるし戻るわ』 『『んじゃ、バイバイ』』
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