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よく二人で座っていたベンチにサオリが待っていた
自慢のロングヘアーは今でも健在だった
『よ、久しぶり』
『てか、いきなりなんだけどよく考えたらなんであんたキタホロにいんの?ストーカー?ww』
『挨拶ぐらいしろw何だったらキャーとか言って抱き着いてもいいんだぜwまあ、こっちにいたのはたまたまだよ!!俺のほうがビックリしたからw』
『なんかスゴイタイミングじゃんw』
『高校とかどうだったん…?』
『ボチボチw』
『最近どうしてた…?』
たわいもない会話だった…
でも、俺が求めていた空気 、時間、相手はそこにあった
相手に気を使わないで自然と進む会話
失って初めて気付いたサオリという存在
嬉しかった?楽しかった?
こういう感情を好きというのだと核心した
(´Д`)<らしくないな…
『また、連絡するよ』
『うん。わたしも久しぶりに会えて楽しかったよw』
『そしたら、シンゴも待たせてるし戻るわ』
『『んじゃ、バイバイ』』
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