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☆季節の使者
風が吹く 爽やかな風が
それは木々や小川の上
大地を駆け また空を巡り
暖かい力で
今まで眠っていたものを
優しく呼び覚ました
徐々に白く頑固な塊も溶け
次々に種子は芽吹き
そして堂々とその顔を覗かせる
待ち望んだ訪れ
小鳥の囁きは 静寂を打ち破り
川のせせらぎは
止まっていた時間を再び動かした
著しい改革の中で
さらに世界を美しく彩るのは
君という名の可憐な花
あぁ
また今年も様々な色が
混ざっていく
白一面だったのが
ゆっくりと塗り替えられていく
さぁ全てのものに
始まりの祝福を
喜びの歓声を上げ
未来に感謝しよう
そうしたら
その後に僕は
咲き乱れる花を一輪摘み取って
こう言うんだ
「君に春を届けにきたよ」
･｡ﾟ*･｡ﾟ.
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