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『いただきます!』
「ハムもーらい!」
いただきますしてから一番最初に優兄が動き出した。
つかいっつも一番最初に動くけどね。
それからいろいろ馬鹿話をして食事を片付けようとしたその時、インターホンがなった。
「ん?誰だろ…」
「出てくれないか?」
「うん」
急いでインターホンを見る
「はい、どちら様ですか?」
インターホンには若くてスーツを着ている背の高い無表情の男の人だった。
なんかその道の人のような雰囲気をかもし出してるなぁ…;
「…紅桜神宅であってるか…?」
変なことを聞くなぁ…
「勿論そうですが。何用で?」
無表情な男の人は少し間を開けて言った
「………お前ら兄弟に用事がある。開けてもらいたいんだが…」
兄弟が居るって知ってるみたい…近所にはこういう人居なかった気がする…まさか親戚か何かとか?
今さら何を話す気なんだろう…今まで放っておいたくせに
まぁとりあえずここは誠兄に任せた方が良いかな!
「誠兄ー!うちらに用があるみたいなんだけどー!親戚の人ー?」
誠兄は急いで来てインターホンを見る。すると驚いた顔になった
「まさか…夜壱か?」
「…はい」
気になり聞いてみた
「親戚?」
「母さんのお父さん…私達にとっては叔父にあたる人なんだが…叔父はヤクザの組長そして、マヒィアの特殊情報部隊、陰陽道をしていることは前から教えていただろう?彼は叔父の部下なんだよ
彼とは手紙で情報通をしていたんだ。まぁ事情があり今日初めて会うが…
おっと…長話をしてしまったな。夜壱、鍵はもう開けたぞ」
ガチャッと音がしてそれから低く少し柔らかいような声が聞こえてきた。
誠兄は夜壱という男の人をリビングに案内して皆を集めた
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