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side:千夏
「はあッ💢💢💢!?」
何故この真剣な眼差しに向かって、この変態は冗談が言えるんだ??
「今日はなんて素晴らしい日でしょうか…漸く『レッド』が見付かりました」
「アンタいい加減にッ…!?」
その満面の微笑みを歪ませてやろうと右手を振り上げた時だった。
「ハイ?」
変態の背後に何か居る。
「…へ!?なんだよ、ソレ……?」
白くて。
ぶよぶよで。
足?ていうか触手?がいっぱいで。
その正しく宙にフワフワ浮いている感じは……
変態は首を捻ると、爽やかに俺の問いに答えをくれた。
「嗚呼、これが貴方の当面の敵になります。『クラゲ』ですよ」
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