偽物欠落

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昨晩の試合は五分五分としてやろうぞ。 アァシの右頬腫らすとは…あのクソオヤジ殿歳の割にはやるではないか! ソコで左の頬マデ差し出すアガペーなンて1㍉もないからなアァシは。 クソオヤジ殿の残り少ない希望を鷲掴みにして襖に叩きつけて、アララ襖に穴開いた~と思ったら残り少ない希望がブッツリ逝っちゃった(笑 愉快爽快でキヒヒヒ…ツボってまい、笑いが止まらなくなってキヒヒヒキヒヒヒやってたら、母親が通報しておった。 だからアァシは毎度お馴染みの神社の賽銭箱裏に逃亡中って訳ぞ。 「…ちべたい」 コンクリの上に太腿が触れる瞬間だけ、どうしてもこの言葉が漏れて仕舞うよ。 しかしポリ爺さんの説教聞くよりイイ選択であろう。 結論→アァシが家庭内暴力症 其れで解決されンだ。 …コレはれっきとした試合なのに、アイツらはなぁ~も判っとらんからけしからん! 対空腹、対寒さだがこぉして賽銭箱裏あぐらかきで良かろう。 ま どせ、母親狂った様に探して探してとポリ爺さんに泣きじゃくり、あちら様からワザワザお迎えに来て下さるのだから
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