5人が本棚に入れています
本棚に追加
「――と。――くと」
「……」
深い闇に支配されている視界。
ふわふわと心地いい――
ここはどこだろう?さっきから揺れてるのは地震?
……いや、それよりもっと人工的な何か――
「――アキラ!!」
「っ!?」
次の瞬間、突然の大声で一気に世界が変わる。色づいた世界の眩しさにたじろぎ、見上げたそこには結衣の顔があった。
「おはよ」
「ん、おはよう結衣」
そう言いながら、改めて結衣の顔を見る。
最初のコメントを投稿しよう!