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宗麟は号で、本名は「義鎮」。
豊後国(大分県)の人物で、豊後大友氏の当主義鑑の嫡男。
家督継承に際してお家騒動があり(二階崩れの変)、父の死後その遺言により当主となる。
フランシスコ・ザビエルを保護して、キリスト教布教を助けるなどし、ポルトガルや中国などとの対外貿易にも積極的だった。
さらにカブラルから授洗して自らもキリシタンとなるほか、天正遣欧使節を派遣するなどした。
なお、洗礼名はドン・フランシスコ。
毛利氏・龍造寺氏・島津氏と争い、一時は九州の三分の一を手中に納める。
しかし今山の戦いで龍造寺氏、耳川の戦いで島津氏に敗れると衰微。
島津氏の圧迫に堪えられなくなり、上洛して秀吉にその討伐を陳情するが、その討伐を待たずして死去。
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