監禁生活二日目

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朝食のトーストをもそもそ食べた後、さてこれからどうするかと考える。 普段ならば外へ散歩もしくは買い物、又は部屋でごろごろと過ごす。 が、しかし、彼のおかげで選択肢は後者しか残されておらず、朝っぱらから面白いテレビはやっていないので本格的に暇になってしまった私はぼけっとしていた。 せめて本でもあればなー。こんなことになるならなんか家から持ってくればよかった。 彼の方をみれば朝食の後片付けに精を出している。 彼ってばかなり家庭的なところがあるんだよねー。 でも彼ばかりにまかせてごろごろしていたら確実に太ってしまう。 外に出れなくなってしまった今なら尚更だ。 よっこらせと立ち上がり、私は彼の隣で彼の洗った食器を拭くことに専念した。
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