監禁生活二日目

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「なにこれ」 「弥生の私物」 いやだからそれはわかってるっての。 満面の笑みでいる彼の喉元むかって渾身の空手チョップ。 痛みで悶絶している彼は放っておいて、中を改めて覗いてみる。 何度見ても段ボール箱の中の物は普段私の部屋の中にある筈の物。 昨日の昼間、彼の家に行く直前までは確かに私の部屋にあったもので。
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