105人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
玖「そうか…君は知ってるんだね、僕たちの正体を…」
玖蘭先輩がそう言って、私から目線をそらして、優姫ちゃんに手を伸ばそうとした時、
パシッ!
錐「授業が始まりますよ。玖蘭先輩」
不機嫌な顔をした零君が、玖蘭先輩の腕を掴んだ。
玖蘭先輩は恐いね、と言って背を向けて校舎の方へ歩いて行った。
錐「俺には関係ないが…わかってるだろうな?」
黒「わかってるよ、あの人達が私たちとは違う存在だってこと…」
そう違う存在…
見目麗しい彼ら、ナイト・クラスは、ただのエリートの集団じゃない
デイ・クラスの一般生徒が知らない秘密…
彼らは全員ヴァンパイアだ
まあナイト・クラスの秘密を守るのが、私たち、ガーディアンってわけ。
錐「てめーら!とっとと寮に帰れ!
キャーキャーキャーキャー騒ぎまくって!
苦労させられるのは誰だ!?えぇ!?」
零君は女子達に怒鳴り散らしてる
そんな零君を優姫ちゃんが殴る
黒「どうして遅刻しといて偉そうなのよ!」
そんな優姫ちゃんに零は背を向けどこかへ向かう。
黒「ちょっと零!どこに行くのよ!ねぇ零!?」
うん、理事長のとこに、文句言いに行くんだな…多分
そして零君について行って着いたとこは理事長室、
やっぱりね…
最初のコメントを投稿しよう!