第一夜

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キーンコーンカーンコーン… 歌「終わったぁ」 私はいつもどおり、学校へ行き、勉強をした。 今は放課後、多分私は普通の高校一年生で、変わってるって言えば、ヴァンパイア騎士が大好きな所だ。 「歌唄ー」 歌「?」 今、私を読んだのは同じクラスの、凛。 女友達だ。 「歌唄。すごいよ!また優勝したんでしょ!?」 あー忘れてた… 私は、剣道、柔道、空手は全国レベル。 暇つぶしにやってみたら、なぜか強くなってた… まあ昔から運動だけは得意だった。 歌「うん、まあ…」 「応援してるから、これからも頑張って!」 そう言い残すと凛は走って行った。 ああ退屈だなぁ… ヴァンパイア騎士の世界に行けたらいいのに… まあ、ありえない話だけどね! そんな事を考えながら、下駄箱へ向かった。 帰り道、ぼーっと歩いていると、大きな木が見えた。 歌「あんなところに木なんてあったかなぁ?」 私はその木のもとへ行ってみることにした。 木の下に着くと、下から木を見上げてみた、木はとても大きくて、木の幹は驚くほど太い。 私はその木の下に座って上を見上げると葉っぱの間からキラキラとこぼれる光はとても綺麗だった。 そこで、いつも持ち歩いているヴァンパイア騎士を読みはじめた。 しかし私はいつの間にか、眠っていた。 歌「ん……あれ?寝ちゃってたのか…。 って…えっ!!!!!」 目を擦りながら、起き上がった私は目を見開いた。
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