苺 事 件

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雛「ん~ひまやぁなぁ~。ヨコとタツと亮汰と広海は仲よく昼寝しとるし、雀と竜は出かけたし、章華は曲を作ってるし…‥」 一人になった雛ちゃん。 暇で暇で仕方がありません。 雛「そういえば冷蔵庫に卵と生クリームとバターがあったよなぁ」 バタバタ 雛「おっ!あった。あった。ケーキでも作ろっかな」 まずは・・・分量量って、小麦粉をふるいにかけて・・・。 ――――それから2時間後 雛「でけたぁー」 勇「‥…ぅん?…ヒナァ?何が出来たん?」 雛「ごめん。起こしてもうた?」 クシクシ 勇「ううん。ちょうど今、目ぇさめた」 雛「ほうか。ちょうどなケーキが出来上がったんよ」 勇「やったぁ~。雛ちゃんの手づくりやぁ。なぁなぁ、今食べていい?」 雛「あかんよ?ご飯のあとな」 勇「ふぇ~い」 雛「ほら顔洗ってきぃ」 勇「おん」 もはや夫婦みたいな会話をする二人。
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