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むかしむかし、大きな海のまん中に、火山の島がありました。
島には火山を挟んで2つの王国があり、ひとつを[星の国]、もうひとつを[月の国]といいました。
星の国の王様はとってもやさしくて、いつもお城でくつろぎながら民たちに、
「みんなが自由に生きなさい。」
と言っていたので、民たちから好かれていました。
月の国の王様はとってもきびしくて、いつもお城から空を眺めては民たちに、
「みんながもっと働け!」
と言っていたので、民たちは王様を嫌い、毎日コソコソと王様の悪口を言っていました。
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