*プロローグ

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彼女は嘘をつく。 だが嘘つきではない。 彼女が嘘をつくのはただ一点においてのみなのだ。 それは、彼女の癖であり、彼女の生きる術でもある。 それを僕は知っている。 そう、僕だけは――。
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