佐波涼

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ずっと自分の全てをかけてきたものが一瞬にして無くなり 何かが吹っ切れたのだろうか 美容師が手際よく髪をパチパチと切り落としていく 髪と一緒に涼の中の仕事への執着心も切り落とされていく ‐いかがですか? どうやら終わったらしい 鏡には 久しぶりにスッキリ整えられた自分が映っていた
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