157人が本棚に入れています
本棚に追加
/59ページ
杏弥視点
愛斗先輩がいきなり抱きついてきたと思ったら
「南羽は俺のだから…手出したら犯すよ?」
と周りには聞こえない声で言ってニコッと笑ってきゆっくり俺から退いた
「そう言うふうにいうなら、南羽をもっと大事にしてから言って下さいよ」
「大事にしてるよ?俺なりに」
どこがだよ。あんなに南羽を苦しめといて
「先輩は南羽のこと本当に好きなんですか?」
「好きだよ壊したいぐらいにね」
そう言った先輩の表情は寒気が起きるほど怖かった
「杏弥も好きなんだよね?けど渡さないから」
バレてたか…
俺が何も言わないでいたら
先輩はクスッと笑って南羽を追いかけにいった
「勝てる気しねぇ~」
けど、南羽を泣かしたら本気で奪いますんで
end。
最初のコメントを投稿しよう!