はじまりのうた

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 沢山の中から選び抜いた  星のように果てないそれ  触れることしか赦されず  頬を掠めた確かな温もり  時と共に薄れ忘れて行く  流転の世には変えられず  変貌の先の小さな温もり  幻想と現実の狭間で燃ゆ  小さな灯りを追い縋れば  記憶の過去に溶け見えず  流れることすら赦されず  ただ時の世の儚さを見る  嗚呼私は何を求めたのか  流れる時のみそれを知る
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