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運命の出会い
俺は田舎暮らしではあるが県内ではトップクラスの高校に通っている。成績優秀スポーツ万能というまぁ優等生といったところだろう。もちろん友達はいるし、彼女はいないが毎日楽しく過ごしてるのだが充実感がない…。
同じ日の繰り返しに飽きていた優馬は気分を変えりつもりで友達の誘いを断り学校帰りに遠回りをして寄り道をしてみた。するといつもと違う景色に新鮮さを感じ優馬はまるで初めて来た街のようにキョロキョロしてしまった。
「キャッ」
俺は自分よりちょっと年上だと思う女の人にぶつかってしまった。
「ヤッバ!ごめんなさい、大丈夫よ。私もよく見ていなかったわ。ごめんなさいね。お互い気をつけましょうね。じゃぁね。」
優しく返してくれた彼女とここで終わりにしたくないと思い焦りつつ
「ぶつかってしまったお詫びにコーヒーでもおごらせてもらえませんか?」
「ゴメンね。今友達と待ち合わせしてて時間がないの。それに私もいけなかったんだから気にしなくていいのよ。それとも新手のナンパ?なんちゃって。テヘッ。ホントに急いでるからいくね?」
彼女は笑顔で俺に手を振り走っていってしまった。
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