4人が本棚に入れています
本棚に追加
旅札とは、戸籍と同じ物で珠来の人々は必ず持っているもの、子供が産まれると両親は住んでいる村の役所に行き、戸籍と旅札を作る。
旅札には住んでいる州と街と村の刻印、両親と祖父母の名前が明記されている。手の平に収まる程の大きさで殆どの人は首から下げ、服の中に隠している。
旅札がないと関所を通れないので旅をする事は出来ない。
珠来は六個の州に分かれ、それぞれに州侯がいる。
その州の中も幾つかに分かれ「街」があり、更に分かれて「村」がある。
宮廷のある珠都も州の一つで州侯は花林となる。
最初のコメントを投稿しよう!