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「ねー聞いてる~?」
酔っぱらいの私はウィスキーの入ったグラスを彼の目の前に差出しながら問いました
「聞いてるよ、けどそろそろ飲み過ぎだよ」
そういって彼は私のグラスを取り上げようとするのです
「いやや~まだ呑む~」
「俺、明日仕事……」
「知らん!」
「え~」
涙目の彼にお前も呑めよと目で訴えます
「じゃあ、あと15分!」
「ん~15分だけだよ?」
「やた!」
ついでにクーラーの温度下げてと酔っぱらいならではの、なにがついでかわからない要求をしてみました
そしていつものように時間が守られることなく酔っぱらいの宴は続くのでした
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