落書き

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「おはよー!」 「おはよう」 朝の教室は、いつものように 「おはよう」の挨拶が 飛び交っていた。 あたし、冬月沙羅は みんなより早く登校し 本を読む。 挨拶なんてしたことがない。 今日も、また何もない一日が始まる。 そう思っていた。
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