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仁さんの言葉に
私は一瞬言葉を失った。
『そ、そんなことないですよ!!私地味だしオシャレでもないし流行にもうといし髪もめんどくさいからセットもしないし目につかないようにとかじゃなくてとにかく元から暗い性格なだけでそれにそれに人見知りだしとりえもないし』
息をするのも忘れ
私は一気に喋る。
はっと我に返り
2人を見ると唖然とした顔で
私を見ている。
…ぁあー!!
何言ってんの私!!
ど、どうしよう
絶対呆れられたよ…
てか引かれてる!!
『ぷ。あははは!!』
…へ??
『俺、美樹ちゃんが
こんな焦ってるの
初めて見たよ。』
驚いた顔で私を見る仁さん。
『あはは!
もー…涙でるー!!
美樹!あんたは全然
地味じゃない!!』
紫苑は笑い、涙を拭きながら
私を見ている。
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